- おうち英語やりたいけど、高価な教材が必要なんでしょ?
- バイリンガルを育てるにはプリスクールや留学・・・お金がかかるイメージ
- 両親が英語話せないと英語で語りかけられないからお家英語は無理だよね
これ全部、私がもっていたおうち英語へのイメージです。
ちまたでは猫も杓子もおうち英語!
でも、この偏ったイメージがこの本でガラリと変わりました。
その名も「おうちでほぼバイリンガルの育て方」!
書かれているメソッドを全て受け入れたというわけではないですが、すぐに取り入れられることや「おうち英語」への考え方をより強固なものにできる内容でした。
この記事では、本を読んで私が実際にやってみようと思った内容だけ厳選して書いているので、気になったら購入して読んでみてくださいね♪
お金をかけずに我が子をバイリンガルに育てよ!
読もうと思った理由
そもそもこの本は、2年ほど前に本屋で出会いました。
当時は、まだ長男も生まれておらず仕事をしている時期だったので、おうち英語についても「話せるようにしてあげられたらいいな〜」くらいのぼんやりとしたもの。
長男が1歳半を過ぎた今、Kindleで購入して読み直しを決めた理由は、岡山の後楽園でガイドをしていたあの子のお母さんが出てくる本だと思っていたからです。でも覚え違いでした。あの子のお母さん出てきません。
今回この本を見つけたのは、多読に力を入れよう!とORTを購入した時期。
(ORTについては、「ORTでお家英語を進めよう!」という記事に詳しく書いているのでそちらも後からご覧くださいね)
おうち英語をどう進めていくのか、指標が欲しいな・・・
と思っていたので、いろいろな家庭の方法や考え方が掲載されているこちらの本がピッタリでした。
4人のお母さんの子育て方法が載っています。
目次を読むだけでも、取り入れられること満載!
1人目の廣津留さんは、最近テレビに出ていたみたいで、
Twitterのトレンドに上がっていたね!#ひろつる
生活に取り入れようと思った本の内容
- 朝ごはんのBGMは英語の音楽にする
- 幼児向け番組(20分〜30分)のお気に入りを見つけて一緒に見る
- 夕食準備中動画タイムにする
- 寝る前に絵本の読み聞かせ
おうち英語の根底にあるのは「我が子への愛」
全体を通して、今後に活かしたい!と思った考えは、
- 子供に無理にやらせない。
- 厳しくしない。マイナスワードを避ける。
- 怒鳴らない。余裕を持つ。
これでした。
いやいやいや!おうち英語関係ないやーーーんっ
そう思われるのも仕方ないと思うんですが、どのお母さんにも言えるのは根底にある我が子への愛でした。
将来の選択肢を増やすために英語のスキルをプレゼントしたい。
そういう純粋な思いから試行錯誤して子育てされてきたことがよくよくよくわかります。
それぞれのお子さんはみんな10代後半と大きくなっているのだけれど、掲載されているお母さんへのお手紙には、感謝の気持ちが綴られていました。
そして、お子さんたちは、みんな自分が進みたい方向を見つけ、プレゼントされた英語というツールを使って世界に羽ばたいていってます。
そう。ゴールは「英語を話すこと」じゃないんですよね。
ペラペラになった上で、自分で自分の好きを突き詰めていけるような子育て。これが私も目指しているものだと思いました。
英語がある生活を当たり前にする
親が子供にしてあげられることって実は少ないんですよね。
子供のため、と用意したことも他への興味が大きくなってくる時期に入っていると、わざわざ英語を使おうとしないから。
だからこそ英語がある生活を当たり前にするってことは幼少期からやっておかないと難しいんじゃないかなと。
我が家でも実践できそうな、英語がある生活は下の五点。
- 英語音声をBGMにして暮らす
- 英語の手遊び歌であやす、遊ぶ
- 絵本は英語と日本語とが半々。
- 図鑑など興味を持ったものは英語で書かれているものを用意する
- 親が英語のコンテンツを見ている
- 親が英語を活用している(オンライン英会話など)
幼稚園入園までの後1年半。
家族でどっぷり英語に浸かりたいなと思います。
親自身が楽しそうになぞり読み・読み聞かせ(音読)
1人目の廣津留さんがやっていた単語カード・センテンスカードは、日本語を介在させないで、イラストを見せて単語を読み、裏にあう単語の文字を見せるだけだったそう。絵本の読み聞かせも、日本語で説明をしないでただ楽しそうになぞり読みをしていたら、真似をし始めるらしいです。
この親自身が楽しむことがおうち英語ではかなり重要だと思います。
英語を使うって楽しい!英語を話しているときのお母さん、ニコニコだー!
こう思わせたもの勝ちなのかな、と。
英語音声のかけ流し
英語音声のかけ流しで大切なのは、聞かせないように聞かせること。
日常の生活音として、ただ聴こえている状態を作ります。おもちゃで遊ぶ手が止まったり、会話の妨げになったりするのは音が大きすぎます。
これは、KERの山ちゃんが英語とフランス語を習得した方法にも通じています。
2歳のときから家中にスピーカーが設置され、常にいろいろな言語の音源が流れている。(ヒッポという団体の実験)
この部屋では韓国語、この部屋では英語、この部屋ではフランス語・・・というように言っている内容はわからないけれどずっと聴いていると「この音の波は英語の波だな」とわかるようになる。
Kebin’s English Room より
この方法を使って9ヶ国語を習得しているので、英語音声のかけ流しによって「英語の波」を溜めることができると考えられます。
もちろん、かけ流し「だけ」でペラペラ話せるようになるわけではないので、そういった宣伝文句などに惑わされないように注意が必要です。話すためには使う(アウトプット)段階は必須です。
一緒に楽しんで英語映像を見る
英語音声のかけ流しと似ていますが、こちらはDVDやYouTubeなどの映像教材を見ることです。
幼少期のチャンネル権は親にあります。
小学生に上がれば友達と話す上で「自分も日本語のあの番組が見たい!」と言い出すのは避けて通れません。そこで「うちは英語だけ!」と突っぱねてしまっては、英語嫌いになってしまうだけでなく、親子の関係も悪化しますし、友達との繋がりを絶ってしまうことにも繋がるかも。
4人目の小田さんは子供の興味が日本語のものに移る時期が来たら、「英語の動画はいくら見てもいいけれど、日本語のテレビは1時間まで」というルールにしたそうです。
- 幼児期の英語はインプット(動画・音声のみ)でOK
- 子供が夢中になれるコンテンツ選びが重要
- 気に入ったものは繰り返し見せてOK
- 幼少期は1話完結のものが良い
- 年齢が上がってきたら興味を持ちそうなDVDや続き物のアニメを解禁
餌で釣れる時期はほんのいっときなのだから、餌で釣ってでも英語漬けの生活を当たり前にすることが将来に向けては必要とも書かれていました。
子供の興味関心へのアンテナを高くもつ
英語の習得には、子どもが強く興味関心をもったものとかけ合わせると強いです。
恐竜、乗り物、虫、どうぶつ、プリンセス、アニメキャラクター。
あらゆるものに触れさせて、子どもの反応をよく観察しましょう。
おうち英語でバイリンガルを読むなら
今回私はAmazonのhttps://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/signup?tag=kobutahomefun-22で読みました。