赤ちゃんに絵本好きに育って欲しくて、なんの絵本がいいかしらと調べたときに、まずおすすめされるのが「だるまさん」シリーズ。
あまり本を読まないパパママでも、このイラストは見たことがある!という方もいるのではないでしょうか?
児童館や支援センターでも触れ合うことが多い「だるまさん」シリーズ。
我が家は上の子が4ヶ月の時に3冊全て揃えました。
とはいえ、1冊1000円近くするので、子供にハマるか、いつまで楽しんでくれるのかは気になるところではないですか?
- だるまさんシリーズは3冊「が」「の」「と」
- だるまさんシリーズの対象年齢は0歳〜3歳ごろまで!もっと長く楽しめるかも?
- 子供の成長に合わせて楽しみ方が変化する
まだ持っていない!という方にはぜひ買ってもらいたい3冊
持っているけど最近読んでないわ〜という方も、この記事で紹介するように月齢に合わせて読み聞かせしてあげてみてくださいね♪
買うなら断然3冊セット!
だるまさんシリーズとは?
タイトル | だるまさんが |
作者 | かがくい ひろし |
出版社 | ブロンズ新社(https://www.bronze.co.jp/darumasan) |
出版日 | 2008年1月1日 |
作者はかがくいひろしさん
かがくいひろしさんの絵本は、教員時代に小学2年生に読み聞かせしたときの反応がすごく良かったです。
それもそのはず。
かがくいさん、前職が先生なんです。
東京学芸大学教育学部卒業。特別支援学校の教師としてハンディキャップのある子ども達のサポートに従事する。
ブロンズ新社だるまさん15周年特設サイトより引用
2005年、『おもちのきもち』で第27回講談社絵本新人賞を受賞。
子どもの心に響く絵本は、またたく間にファンを獲得し、一躍人気絵本作家に。
2009年にすい臓がんのため、54歳で急逝。
絵本作家として活躍したわずか4年の間に、16冊の絵本を遺した。
子どもの心を捉えて、あたたかく包み込むようなかがくいひろしの作品は、今も多くの読者に愛され続けている。
まさに、「おもちのきもち」を読み聞かせしたなぁ〜
ほんわりとしたパステルのタッチと、リズム感のいいお話しは子供の心を掴んで離しません。
亡くなられていると知った時にはびっくりしました。
▼ブロンズ社公式ページにある、かがくいさんの奥さんのインタビュー
「かがくいさんの絵本をもっと味わおう。子供たちにたくさん読み聞かせしよう。」
そう思えること間違いなしです。
だるまさん「が」「の」「と」の3冊でだるまさんシリーズ
だるまさんシリーズは「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊のことを指します。
どれも、「だ・る・ま・さ・ん・が」と左右に揺れたあと、次のページにオチ。
決まったリズムがあるので、0歳の子供も安心してお話を聞けます。
また、繰り返しが楽しい月齢の子にとっては、ただ読むだけでキャッキャと笑うほど面白いよう。
シンプルだけど作り込まれた、外さない絵本です。
だるまさんシリーズの対象年齢は0歳から|月齢ごとの反応
だるまさんシリーズの対象年齢は0歳から。
公式サイトには、「0歳の赤ちゃんが声をあげて笑う絵本」と紹介されるほどです。
我が家の兄弟の月齢ごとの反応をまとめてみました。
6〜8ヶ月|お座りができるようになりお話を楽しめる
生後半年を過ぎた頃からは、自分でお座りができるようになり、読みたい本を選べるようになってきます。
(どれを読もうかな・・・)
長男の時は、余裕が有り余っていたので、本を並べて「どれを読む?」と聞いて寝る前の読み聞かせを楽しんでいました。
一方弟の方はというと、
(先生が読んでくれる本だ)
この時期、あえて次男だけに読み聞かせをすることはほぼありませんでした。
大判タイプの絵本を、支援センターの先生が高頻度で読み聞かせしてくれていたので、バンボに座って楽しんでいました。
9〜11ヶ月|繰り返しの音を楽しむ
9〜11ヶ月になると、伝い歩きで立ち上がり、本棚から絵本を落とすのを面白がるようになります。
一方で、絵本を自分で選び一人で読み始めるようになるのもこの時期。
じぃぃぃぃぃ
じぃぃぃぃぃ
2人とも1人で絵本を持ってパラパラとよく読んでいました。
下地が白いため、絵がパッと目につくのもだるまさんシリーズのいいところ。
1歳|あらすじを覚えてまねっこ
1歳になると大まかな話の流れを覚えてきます。
次はこれだな、とか、この絵の場面では先生やパパママはこう動いていたなとかがわかるようになってくるんです。
どてっ(こける真似)
言葉が早いお子さんだと、すでに1歳で覚えてお話する子もいるかもしれません。
我が子は、気分によって真似っこしたり、しなかったりでした。
2歳|動きをつけて自分で読める
2歳4ヶ月の頃に、急に自分でお話しするようになりました。
「だるまさんと」だけではなく、「だるまさんの」に合わせて体の部分を見せてくれたり、「だるまさんが」に合わせてびろーんと伸び上がったり。
同じように、「ぴょーん」などの繰り返しがある絵本は、流れを覚えてお話しできるようです。
月齢に合わせた読み聞かせのコツ
とにかくめくって音・リズムを楽しむ
月齢が小さい間は、とにかく「読み聞かせ=楽しい」と思わせたもの勝ち。
この記事を書くにあたって、久しぶりに次男へだるまさんの読み聞かせをしてみたところ、私の顔を見て声を出して笑ってくれました。
文字数が少ないので、読むのに時間もかかりません。
「だ・る・ま・さ・ん・が」と何度も読んで、日本語の音に親しんでほしいです。
こんなに喜んでくれるならもっと前から読んであげれば良かったよ〜
だるまさんの動きに合わせてスキンシップをとりながら読む
あぐらをかいて、子供を座らせ、床に絵本を置きます。
左右に揺れながら「だ・る・ま・さ・・・」と読んであげると子供は大喜び。
0歳1歳のお子さんはもちろん、我が家の2歳児もまだまだ嬉しそうでした。
「プシュー」に合わせて前屈したり、
「びろーん」に合わせて伸び上がったり、
「ぷっ」に合わせてお尻をタッチしたり。
絵本を読みながらだと自然とスキンシップが取れるので、親子でニコニコ過ごせます。
体の部位を尋ねる
「だるまさんの」は、目・手・歯・毛・尾が順番に出てきます。
お話に合わせて、
〇〇くんの手だね〜にぎにぎ
〇〇ちゃんの毛はこれ〜
〇〇くんの尾は・・・あったっけ??
と言いながら実際に体を触ってあげましょう。
成長につれて、尾のページがきたら「あったっけぇ?」と笑いながら言ってくれるようになりますよ。
かがくいさんのこの本もおすすめ
かがくいさんの絵本は全部で16冊。
おしくらまんじゅう
おふとんかけたら
だるまさんシリーズは成長と共に楽しみ方が変わる、お祝いにぴったりの絵本
\おすすめ商品をまとめてます/
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